ブランドワークス

about

ディレクター 泉 俊治

ブランドワークス研究所にようこそ

1946年生まれ。デザイン、マーケティング、ブランディングの日本における草分け的存在になってしまったようだが、その後に道が出来たかどうかについては疑問に思っている。
ともかく、何でも研究することが好きである。なので、一般的に言う起業より研究所をつくるほうが性に合っている。

研究に目覚めたきっかけは「シャーロックホームズの研究」これは日本における元祖シャーロッキアンの長沼弘毅氏によって触発されたものだが、シャーロックホームズを研究しているうちにホームズ自身が研究者であることに気づき、この道こそ自分が極めるべき道であることを自覚する。ホームズの研究では「オルランド・ラッソーの声楽」に関する研究と「実用養蜂便覧」がお気に入り。


しかし、研究領域をデザイン、マーケティング、ブランディングに絞っている。その理由はこの領域の研究を日本ではあまり見かけないからである。ただ、できうればデザインに関してのジョージ・ネルソンやマーケティングにおけるロバート・バーテルスのような研究をしたいと考えている。また、俵屋宗達研究の第一人者山根有三氏のアプローチには感服している。ブランディングにおける独自なアプローチを模索中。

 

勝てる戦略とはライバルが持っていない、自らの強みをいかに探し当て、そこを活かしてこそ勝つ道がある。そこから自らの強みをデザインやマーケティング、ブランディングにおいてだれよりも長く携わってきたことだと考えている。そこで体験したことの一つひとつはそのレベルはどうあれどんな精緻な理論より得がたいものと思っている。そこから「歴史の中に真実があり、自然の中に真理がある」というところに行き着いている。