潮 目
何か潮目が変わりつつある気がする。何が?日本という国が?である。その象徴は政治である。高市女史が世に出て、日本の総理大臣が女性になったこと。アメリカより先になったことに驚きだ。イギリスは早かったが、政治先進国ならではのことなのだろうということで納得ができた。何といってもイギリスはエリザベス女王が君臨していたので違和感はなかったし、その前にはビクトリア女王が君臨していた。
高市さんが総理大臣になる背景にはあまりに男の実力のある候補者が育たなかったということが原因だろう。いわゆる、記号力のある候補者である。暗殺された安部さんはそれなりに記号力はあったがその後の、岸田さん、石破さん・・・・??
同じことは野党でもそうであった。日本の野党はいわゆる日本の将来を託したいと思うようなビジョンを語れる人材がまったく欠如していた。政治家は夢を語り、それで国民に希望を与えられる存在でないと駄目である。
田中角栄を思い起こしてほしい。かれの存在は明るい日本の一筋の光であった気がする。
ただ、高市さんはそれと同じようなコンテキストで選ばれたわけではない。政権政党の自由民主党にいい玉がなかったので選ばれたのだ。しかし、やはり玉がなかった?というのは冗談だがそんなにいい玉とは思えない。日本の未来に一筋の光を創出する人材とは思えない?
といって野党も困ったものだ。困った象徴がかつて野党の重鎮という人たちが今回の選挙で全滅したからである。揚げ足取りばかりしていたからであり、政治の正論で政権政党に挑むような能力も気概もなかったからだ。このあたりは日本の政治家の弱いところだと思う。人間がダメなのだ。
日本人には無理なのか?そんなことはない。近代日本を創出した明治の大君たちはかなり優秀であった気がしないではない。国家存亡の危機に際してロシアに宣戦布告をした日本国のリーダーたちは何とも優秀であった。政治家も優秀だったが、その戦争遂行した軍人たちも当時、世界でも並ぶことのない秀逸な人たちであった。そのあたりは司馬さんの本を読んでいただけばよく分かる。
あの当時だが、国家の仕組みとして選り抜きの人選をして海外の世界の一流校へ留学させた。留学先でも優秀な成績で卒業した。かれらは国家の未来を担うという使命感をみな持っていた。だから、優秀な上、人一番勉強をした。今のようにパソコンやネットのような便利(実は害毒)なものがなかったので自分の脳がその代わりをした。脳とはその持ち主の志の高さで性能が違ってくる機械なので海外で学んだ日本人のパフォーマンスはピカ一だったのではないか。というのが当時は自分の能力が80%支配する勉学の時代であったからである。要領いい奴がネット環境の抜け道をして済ませることができる時代ではなかったのである。でない限りバルチック艦隊を世界から葬り去ることなどできるわけはないからである。
潮目が変わるとはこれからは腹に一物がある人が日本を支配する時代になりつつあるのではないかということである。いわゆる、方法の秀逸性ではなく確かなビジョンと決断の確かさで世の中を引っ張る力を持つ人物が出現するということなのである。皮肉った言い方をすると秀逸なトランプのような人か・・・?カリスマ性があって、リーダーシップがある人。日本の政治家では田中角栄さんのような人だろう。少し古くなるが山本権兵衛のような人?わかりやすい物言いと人を魅了するような記号力がある人。
こういう人は突然現れそうですね・・・ともかく誰もが一目おく人であることが条件だ!
ネットの罵詈雑言をもはね返せるような記号性を持った人!そんな人が現れて潮目を変えるだろう。そうするとアメリカのトランプ大統領・・・?いい悪いは別にしてそうかもしれない。誰もがまさかあんな人がこの世にあらわれるとは思ってもみなかったでしょう。
しかし、プーチンやトランプみたいな人物がまさか出現するとは正直思ってもいなかった・・・この顛末を見終わってから死にたいものである。
2025年3月23日T>I













