今年の11月2日はまさにそんな日で滅多にテレビ中継でスポーツ番組で2局のチャンネルバトルをやったのは初めてのような気がした。伊勢路駅伝とドジャースの延長戦の放送である。
伊勢路駅伝では青山学院を野球ではドジャース戦である。結果はその期待に応えた感があったができたら青山学院が優勝してほしかった。まあ、でも4位に落ちたのに3位を取り戻したのだから、期待に応えた感はある。4位に落ちたのは昨年度の優勝校國學院だったからである。青山学院の目的は箱根で優勝することなのであるので、伊勢路や出雲は箱根で優勝するための実験レースの感があったからだ。
でも、あの日のこの二つのチャンネルバトルは結構、多くの家で繰り広げられたのではないかと思う。もし箱根駅伝VSドジャース戦だったらいい勝負をしたろう。ほぼ80歳の老爺の中にもスポーツの力が残っていたのである。それに私は驚いたのであった。
青山学院はたまたま、その大学の仕事をしたことで原監督や選手の宿舎に出かけて様々なお話をお聞きした関係から特別の思いがあったからである。また今回は事前に青山学院の堀田理事長のスケジュールを聞いていて、理事長が名古屋と三重に出張することを聞いていたのでこれは観ておかないと、と思ったのである。3位はまあまあで何となくこの成績なら来年の箱根は勝つかもしれないという気になってきた。原監督の頭の中では2か月後の箱根駅伝の構想が渦巻いているに違いな。
一方、ドジャースの優勝はドラマであった。何といっても凄いのは山本由伸選手だ。確かに発達しているアメリカのスポーツ科学の常識を超えた出来事であったからである。大谷選手も凄いが、あの大舞台で連投し、3勝の勝ち投手になるなどありえないではないか?
普通のアメリカ人から見ると体格的にあの連投を耐えるなど考えられないからである。誰もがそこに一種の奇跡を見たと思われる。私は西洋のスポーツ科学と東洋の古代医学?の違いがその結果を導いた気がしているのである。山本選手にはその道のトレーナーがついていてその施術と判断に従って行動していたことを聞き知ったからである。
アメリカ人からすると山本選手の体躯からあのような激務に耐えられる力と精神力を引き出す事など不可能だからである。まさに東洋の神秘なのであろう。東洋医学をこれからアメリカ人は研究テーマにする人が増えるのではないかと思う。ありえない事実を目にした好奇心の塊がアメリカ人だからである。ただ、アメリカ人のメンタリテーがそこまで耐えうるかは結果を見るまでお預けにしておこう。
この事実はアメリカ人の意識に何らかの影響を与えるのではないか、というのはそのような分析と活用はアメリカの国力の源泉だからである。しかし、その根底にあるものは人は必ず進歩するものという前提があるからだろう。
2025年11月6日T>I













