久しぶりに風邪で寝込んだ。結構辛かった。原因は娘から移されたのではないか?というのが私の見立てだ。娘が3月より同居したからで、娘は病院のコンサルタントをしているので様々な人々と接する機会が多いからだ。本人もかかったようだが、病院のため医師から特効薬をいただけるようで直りが早い?
したがって、家内と私が同様の症状で寝込んだ。娘が両親用に医師に話して薬を調合してもらったが家内は合わず、余計ひどくなり、その症状を見て私は薬を飲むのを辞めた。
患者の症状もみないで医師が薬を調合する限界があるに違いないと思ったからだ。
私も家内もここ三年くらい風邪を引いた記憶はない?それは多分に孤独な高齢者ならではのライフスタイルだからである。人と接するところに出かけるのはスーパーマーケットくらいだし、そこに行くのも自家用車で自宅のガレージから出発するからである。
自宅に来客があることもほとんどない。夫婦揃って人づきあいの良いほうではなく、以前なら私はチェロのレッスンで2週間に一度、音楽院に出かけたがそれも3年ほど前から辞めてしまった。
家内は月一でルミネで友人と会うくらいだし、私も友人と3カ月に一度くらい江の島のカフェで情報交換するくらいだ。家内も私も友人が少ない。人と会うのが面倒なのである。
そういえば先月位から私はある企業のブランドコンサルティングの仕事を引き受けたので、その会社のTOPと二時間ばかり、さまざまな経営上の話をするようになった。
現にここ何日は今週の金曜日に武蔵小杉の本社で2時間ばかりコンサルタントをする予定なので、ここ、数日は膨大な資料を作成中である。
私の風邪も佳境を超えたようで今週の金曜日までには完治しているだろうと思われる。
ただ、一月後に79歳になる本格的な老人には油断は禁物である。
今回はこんな風邪の中だが気にしないで仕事をし続けた。そして、そのプレゼンテーション資料をつくっているうちにクライアントに説明する結論が想定以上のモノになっている。しかし、その方向に満足をしているし?正直、私の土俵に入ってきた。
フォーカスは2039年の創立100周年の年に私が想定した事業内容を実現して、さらに明るい未来を実感するというシナリオを戦略のゴールとしているのだ。
どうだろう、その頃、私は命があったなら93歳、理想はそれを想定どうりの結果で迎えることだ。若いころ尊敬するバートランド・ラッセルが98歳で巨星墜ちる!という記事を読んで、生涯パイプを愛用しても頭脳明晰でその歳まで生きながらえることができるのだということに偉く感動した。いつしか、自分もそうなるだろうと思っていたのだが?
生きていたら祝電をクライアントに打ってやろう。それで我が家ではシャンペンでも開けよう。その勝利の美酒をあと5年!味わえる状況なのだ。早めに乾杯でもするか?
2025年5月5日T>I