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アストンマーチンの実力?

 アストンマーチンがホンダと組んでF1に出るという話は一見、喜ばしかったが?何となく一抹の不安があった。その不安はまず、アストンマーチンにF1に参戦するだけの実力があるのかという疑問であった。かれらはフェラーリができているのだからと思ったのかもしれないが実力が先ず違うだろう。フェラーリはレースに命を懸けて、社是としてF1があったが?アストンマーチンにはそんな気概も情熱もあったという事実はない。
イギリス人にとってレースはスポーツでありジェントルマンの高尚なスポーツかつ優雅な趣味の一つであった。フェラーリのような生き死にをかけた悲壮感はなく、まさにジェントルマンの余暇を楽しくするための教養としてあったものだ。
 そんなアストンマーチンに対してホンダが?ホンダだって本田宗一郎の趣味だろうが?と言われるかもしれないが、本田宗一郎のレースに欠ける思いは半端ではないその証拠にHONDAの最初の軽トラックにはDOHCのエンジンが装着してあったのだ。HONDAという会社はそういう軽トラックを最初に発売した自動車会社なのだ。

 私がアストンマーチンを知ったのはジェームスボンド:ゴールドフィンガーで知ったアストンマーチンDB5であった。わたしはその自動車を映画で見たすぐ後に、家の近くで私の目の前を映画のモノと同じシルバーメタリックのDB5が通り過ぎて行ったことで、いつか大人になったらこの車を愛車にしたいと考えるようになった。
 それから何年たっただろうか現在80歳になろうとしているがアストンマーチンのハンドルは握れずじまいである。ただ、私にとっていま乗っている自動車はアストンマーチンの系譜にある自動車である。
 というのは私の中でのアストンマーチンとは万能の走行性能と強靭な体躯をもっていて、それでありながら気品のある古典的ともいえる容姿を持っている、そんな自動車なのであった。
わたしのBMW330Xiには18年間お世話になっている。この容姿端麗な4ドアセダンブラックメタリックはフルタイム4WD、巡行最高速度250Kmである。BMWのいうところの巡行最高速度とは時速250Km,走り続けることができますよということなのである。多分、
BMWのことだろうからアウトバーンの最初かから最後まで走り続けることができるということを意味しているのであろう?
 実生活で私はそんな距離を、そんなスピードで走ることはない。せいぜい娘を自宅から駅まで載せて走るくらいなものである。それでも行き帰りの道中、何が起きるかわからない。しかし、わたしの330Xiは安全性能でVOLVOに負けないことが昔のテストで証明された・・・もうかなりの高齢車であるので静かに余生のドライブを共にしたいと思っている。
                              2023年4月13日

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